訪問看護ステーションかみさわ、理学療法士の柴です!
 先日はスタッフの皆さんに誕生日を祝って頂き、とても美味しいケーキをご馳走になりました。私もめでたく ? 30歳という節目の年を迎えました。後悔する事もありますが、人生一度きりと思い、しっかり前を向いて進んでいきたいと思います!

 前回の記事で紹介されていた雑誌ですが、あれは僕の趣味ではありません!
 利用者様への運動療法で利用するために看護師さんから頂いたものです。

 ※運動療法とは、身体の全体または一部を動かすことで症状の軽減や機能の回復を目指す療法のことで、その名称通り、運動すること、つまり身体を動かすことを治療法として用いることです。

 身近にあるものでも、少しの工夫を加えることで運動に生かすことができます。今回は画像のように雑誌をガムテープで巻くことによって、またぎ動作の訓練に利用しています。また、横に倒せば低めの段差としても利用できますし、他にもテニスボールを使って筋肉をほぐしたり、サランラップの芯を使って肩の体操をおこなったり、水の入ったペットボトルを重りとして使ったりなどの運動を行う事ができます。

 訪問リハビリでは、病院などの施設と違い持参できる道具に限りがあります。そのため身近にあるものを工夫して利用したり、ご自宅にあるイスや手すり、階段などを使わせて頂いて、より生活に結び付くような訓練方法を考えています。

 今後も皆様が、『住み慣れた環境で安心して生活できる』ようお手伝いさせて頂ければと思います!!